塩 物 語
塩を作り始めた最初の頃 ただ炊いたら しょっぱい塩でした。それがイヤで 温度調節をするようになりました。 “ 黒潮源流塩 ( くろしおげんりゅうえん ) ” 誕生。
そして ある朝 釜の底に沈んでいた大粒の コロッとした塩が うつくしい!と 思いました。なんとか このきれいな塩を いつもできるようにして 世の中に出したいと願った私。 試行錯誤の結果 きれいで 指でもつぶせる 繊細な結晶ができるようになりました。 “ 花 塩 ( はなしお ) ” 誕生。
そして 大きな花塩以外は 釜に戻していましたが 手間をかけたのに 戻す塩が不憫で・・・。かえって使いやすいのに・・・味は一緒なのに・・・・・。そこで このキラキラした塩を 思い切って花塩の半額で 販売しようと決めました。 ” 小 花 ( こはな ) ” 誕生。
黒潮源流塩を炊いたあと まだ塩分があるので その かん水 二回分を ためておいて 再び炊くようになりました。細かくて 黒潮源流塩より 少ししょっぱく感じても お料理には使いやすく なにより味わい深い塩。
” S A I ( さい )” 誕生。
まだまだ 物語は続きます・・・・・いつの日か また 改めて・・・・・
Posted by
与那国海塩
at
2016年09月11日
22:37
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